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2010年5月10日 (月)

五月病

この四月に入社した若手のNが退職した。Nはこの春、三重の大学を卒業して私と同じ部署に配属されたばかりです。私とは同期なんだけど、世間のGWが終わった6日から出社してこないし、直属の上司が何度連絡しても電話すら出ないのだ。早くも五月病の一号かと囁かれたのだか、私には彼の4月からの行動をみてて予想はついていた。彼が入社した動機はマスコミ関係の会社に入りたかったのだが、大手の新聞社や放送関係の会社は何処も景気の悪さから、新卒者の募集を控えている。名古屋の社は輪転機もマスターコンピューターもないし、共同通信や時事通信社などの大手とは違って、小さな配信スポンサーである。ただでさえ手薄な現場サイドにすれば、猫の手も借りたいぐらいの忙しさである。土日は仕事が多くあり、自由に休めないことは承知でこの世界に飛び込んできたのだ。それにしても、たった1ヶ月ちょっとで辞めるとは情けない。どの企業でも5月の連休後頃から見られる五月病とは、一体どのような病なのでしょうか。新しい環境で夢中になる間はいいが、それがひと段落する5月ごろに知らずしらずのうちに蓄積されていた心身の疲れや、新しい環境の人間関係などについていけないストレスのせいで、やる気が出ない、ふさぎ込んでしまうなどの状態になることらしい。すなわち、適応障害ともいうべきなのだろうか、それとも気分障害とも言うべきか。私はというと二度目定年退職を終え、嘱託として週に3日ほど出勤するだけの身。それに夜間の仕事などは一切ないし、天国と極楽の環境なのです。若い現役の社員たちは早番、遅番体制があり現場での取材や帰ってからの仕事がワンさとあり大変な仕事量である。それに土日なんて関係ないときているから、ストレスは相当なものと思われる。慣れてしまえばこんな面白い仕事は他には絶対にないはずなのだが、現代の若い人たちには過酷な労働条件なんだろうか。

Made03

そうそう、先日と在る仕事場で私と同年代の人と一緒になった。前M紙のベテラン記者だったが今は嘱託の身で、未だに第一線で頑張っている。勤務は通常勤務だった半分以下だそうで、身軽だとも云っていた。なかなか新人が育たない環境で、かなりハードな仕事に入社しても半年ぐらいで退職するという。この話しをきいて、勤務体制が不規則でなおかつ土日に休めない過酷な労働条件に、家庭不和も勃発するという。どんな仕事にも慣れるまでは、2年は掛かる。お互いが老いた身ではあるが、必死に第一線で頑張っている。

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コメント

五月病でやめた方、期待していたものとかけ離れていたんでしょうか。
私が入社したてのころは、職場の雰囲気がよかったせいかそんな気持ちにはなりませんでした。
というより、そこそこ忙しかったので五月病なんてなってる暇がなかったのかなと。
しかしこの時期、次の職を探すのは大変でしょうねぇ。
よほど覚悟しないと見つからないのでは?

投稿: なんじゃ | 2010年5月10日 (月) 23時48分

こんばんわ
五月病は連休も手伝っているのと
周りの無関心のふりというか
個人の生活に立ち入らなさすぎが
拍車をかけていると私は思います
私の職場でも昨年春、大卒の女性が一ヶ月で辞め
なんとか出来なかったか、と随分悩みました
研修中、私の店に配属となり通勤時間が2時間半
毎日9時過ぎまで残業
その上、うちのシステムで給与の中のある手当が
居住地が23区か埼玉県で更に都市部ではない
彼女の実家には、大変に低額で
同期と比べて月々で万単位の金額の差
その上、帰宅がほぼ毎日深夜で・・・

私に泣きながら悩みを打ち明けてくれたときには
会社に退職を願い出ていた後でした

彼女のそんな悩みは全く回りは知らず
「今の若者は・・・」と口々に言っておりました

クロネコに新卒で採用になるなんて
私にしたら何が何でも頑張る!のですが
誰にも悩みを打ち明けられず、
また、周りも彼女の様子の変化に
目をつぶり・・・本当に何かしてあげられなかったか
今もどうしているのか、と時々思い出されます

思ったのと違ってた、という事ではなく
何も考えられなかったのではないのでしょうか・・・
社員旅行も忘年会新年会もいや!という人達です
この先の仕事の有無なんかどうでもいいくらい
もう、あそこには行きたくない!ってことしか
頭になかったのでしょう・・・

投稿: kikikibi | 2010年5月11日 (火) 00時48分

こんにちは私のブログへ来てくださってありがとうございました
一応 コメントでの質問お布施についてコメント返しをしておきました(詳しくはそちらで)
お布施の相場は山口県では30万ぐらいです
お寺によっては10万でしてくれるところもあります
とはいえ10万円は決して安くない金額ですよね

五月病ですか
私はその気持が分かります
世の中働きすぎなのです
軍事力と同じで
ビジネスも先んじると思えば他よりも多く働かなければいけない
人生を満喫するならフランス人みたいに沢山遊ぶ

その結果 フランスはビジネス的には立ち遅れてしまっていますよね
今の日本ではこれからもっと精神的に病んでいる若者が増えてくるんでしょうね

投稿: 榮太郎と申します | 2010年5月11日 (火) 11時44分

pecoさん こんにちはcat
退職する人にも色んな事情があるでしょうが、今の若い人は
豊かに育ったので私達の頃より辛抱が足りない人が
多いかもしれません。
私も振り返れば、大変だったけど「だから辞めよう」とは
思っていなかったように思います。

投稿: ミミ | 2010年5月11日 (火) 14時26分

なんじゃさん>>
こんばんは。
本人と何度も話した時には、大手のマスコミを七社応募したとか、、、でも採用試験は三社だけで、何れも不採用。やっとのことで、名古屋の社に入社できたのに、期待していた環境と勤務の激務が想像以上にズレがあったのか、仕事内容がキツイとも言っていました。折角入ったのだからガンバレと励ましたけどね。実家が三重で建築関係の仕事をしていると言っていましたから多分、家業の仕事に就くのではないのかと。


kikikibiさん>>
こんばんは。
今の世の中、そうやたらと仕事先なぞ見つかりません。悩んでSOSを発していたかと思うのですが、それらしき態度は見受けられませんでした。
ネックだったとすれば、勤務時間の不規則かも知れません。早番ですと7時に出社で6時退社、遅番で10時出社で9時退社が原則ですが、週二回の休みがあります。土日が休めないので、相当イライラしていたのかも知れませんね。


栄太郎さん>>
こんばんは。
コメント返しを拝見させていただきましたよ。
いろいろと有難うございました。
五月病!
日本人は働きすぎ、、、そうかも知れません。
欧米に比べると確かにそうなんでしょうね。仕事に拘束される時間が長いから、余計に若い人たちにはジレンマになるのでしょうか。


ミミさん>>
こんばんは。
「石の上にも三年・・・」希望して入社したにも関わらず挫折するということは、我慢ができないというか辛抱が足らないということかもね。フリーターが多いのも、会社に拘束されるのが嫌だという風習からきているそうです。定職を持たない若い人が多いのにこの先、日本の未来に不安を感じます。


pecoからのメッセージでした。

投稿: peco | 2010年5月11日 (火) 19時52分

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