八百長
勝負には勝ち負けがありますよね、弱いのに強いものに勝つと人は必ず、「あの勝負はおかしいよ、八百長ではないのか」と・・・。真剣にやっているように見せかけ、実は事前に打ち合わせて勝負に決着をつけるとか、馴れ合いでことを運ぶとか、いろんな言い表しがありますよね。そもそもこの語源はその昔し、八百屋と相撲茶屋を営む長兵衛が、在る親方と囲碁をうち、本当は長兵衛が強いのに親方に勝ちを譲って、ご機嫌をとったからだとされる。それ以来、この八百長言葉が世に出回ったとされる。当然ながら、勝負には付き物の金が賭けられることも多かった時代なので、やれそれその勝負は八百長だの、イカサマだのと云われたそうだ。江戸時代の賭博といえばサイコロ賭博であろうか、宿場町には数多くの賭博場があり、そのどう元はというと宿場町を支配していたゴロツキ(現在のやくざであり暴力団)だったとされる。八百長やイカサマは本来はご法度であり、サイコロなどには仕掛けがしてあり、不法に利益をあげていたようです。賭博は、当時も町方などによって厳しく取り締まられていたようですが、片隅では平然と行われていたそうです。八百長は不正であるとともに、公平さを失うものであり勝ち負けを決めるのに、その業は裏の裏であった。
なにも、サイコロ賭博だけではなく花札とか、相撲の勝ち負けにも八百長があったようで、今のようなガチンコ勝負(八百長ではない)は少なかったと云われていたそうです。八百長は仕組まれたもので、賭博そのものも悪いがそれ以上に悪いとも云われていたそうです。
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コメント
賭博など賭け事は昔も現在も法で禁じられているけど、賭け事が好きな人間にとっては三度の飯より好きなのでしょう。
八百長事件も過去にはあって、スポーツ界では永久追放とかされました。あってはならないことと判っていても手を出すイカサマ。相撲など一時期あったようですが今も続いているのでしょうか?
Pecoさんは、スポーツ関係のお仕事をしてらっしゃるからご存知だと思うけど、どうなんでしょうねぇ。
投稿: 大岡忠相 | 2010年5月19日 (水) 08時23分
Pecoさん桜が満開になりましたよ!いつもの年よりちょっとばかり遅い桜です。知床は真夏でも湿度が少ないから三十度なんて幾日もないし、短い夏を思う存分楽しみますよ!秋も駆け足てやってくるので春から夏は貴重な期間です。
投稿: 知床の熊爺 | 2010年5月19日 (水) 09時56分
pecoさん、こんにちは。
「八百長」の語源を、初めて知りました。
素人目にも、首をひねるような相撲は
確かにありました。
友人何人かとTVで見ていて、決まった瞬間
私ともう一人が同時に「あっ!」と叫び、
やっぱり今のは八百長だよねぇと
話し合ったことがありました。
20年ぐらい前の話です。
大昔は五穀豊穣を占うために
凶作が続く東方に西方が勝ちを譲った、
という話を聞いた覚えがあるのですが、
(間違ってたらゴメンナサイ)
今の時代は、その必要はないので、
普通に心気体で戦ってほしいです。
投稿: minmin | 2010年5月19日 (水) 17時31分
大岡忠相さん>>
こんばんは。
賭け事に麻雀も含まれているのでしょうか、、、という質問を、過去にうけたことがあります。僅かな賭け金はしていると思います。ゲーム感覚と違うし、点数などを競うものだからあっても不思議ではないよね。相撲は確かに存在していたと思います。やってた本人が告白したのですから、間違いないでしょうね。今はどうでしょうか、私にも解かりません。
知床さん>>
こんばんは。
やっと北の大地にも春到来ですね(o^^o)
冬が長い北国ですから、思う存分桜見物でもなさってください。
minminさん>>
こんばんは。
今はガチンコでしょうね、、、なにせ、土俵下には五人もの勝負審判がいますし、ちょっとでもそれらしき取組だと、無気力相撲などと言われますからね。金で買う取組み・・・例えば幕尻とか十両の下位で一番負ければ幕下に転落するからと、相手に金品を提供して勝ちを得る。数十年まえにはあったとされますね。
pecoからのメッセージでした。
投稿: peco | 2010年5月19日 (水) 20時17分
私の作っているブログに賭博の写真を転載させていただけないでしょうか。転載元のこの記事の情報は書かせていただこうと思っています。
投稿: Zoltan | 2021年1月 6日 (水) 16時08分