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2011年1月26日 (水)

ごぶれいします!

見出しのタイトル『ごぶれいします!』は、「失礼します」とほぼ同じ意味の丁寧な言い方なんです。岐阜や愛知では、使用度が高い方言の一つかも知れません。本来「ご無礼」と云うと、「つかまつった」というような、時代がかかった表現を連想し、古典的なイメージを伴うので他県の方が始めて聴くと、ビックリする言葉でしょうね。水戸の黄門さまでは、「無礼者!控えおろう!この印籠が眼に入らぬか!」的な時代劇のイメージからか突然、飛び出した生きた化石のような「ご無礼」に、強いインパクトとカルチャ-ショックを受けたようです。しかし、この丁寧すぎた風格在る言葉なので、今でも愛用される方も多い。私も『ごぶれいします!』は、よく使う言葉の一種です。先日、賀詞交換会が行われた矢先に雛壇に向かったとき、真っ先に発した言葉がこの『ごぶれいします!』でした。あとから、「ごぶれいします!」は岐阜弁ですかって聴かれてしまいました。私が幼い昭和30年前半頃ですが、当時は何処の家庭でもお風呂なんて毎日、沸かさなかった時代です。ですから「貰い風呂」と云って、一日置きぐらいにご近所と風呂を沸かす順番があったのです。勿論のこと、薪で沸かしたそれこそ五右衛門風呂でした。風呂に入れさせて頂くのに、「お先にごぶれいします!」「お先にごぶれいしました!」が、挨拶言葉のようになっていた記憶があります。つまりが「お先に失礼します!」「お先に失礼しました!」と、同じ解釈だったということです。流暢で丁寧な言葉を、その当時から使っていたものだと改めて感心してしまった。

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田舎で昔しの風呂といえば、このような桶タイプでしたね。桶の中には落とし蓋があり、この上に乗って入浴するのです。風呂の炊きつけはガスやボイラ-ではなく、蒔きを割って焚き口にくべる方法です。このような家庭風呂は、昭和30年代に多く使われた風呂桶だったと思います。焚きつけの煙りが、浴室に充満するといった懐かしい姿が今でも想いだされます。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

昭和の風呂ですね。僕の田舎では外のトイレの横に風呂があったけど、懐かしいです。冬は寒くて風呂に入るのも億劫だったと覚えています。

投稿: 昔野球少年 | 2011年1月26日 (水) 11時54分

僕は人の前をかすめる時によくこの言葉を使うんです。敬語にあてはまるのでしょうか。
Pecoさんが風呂に入る時に使われたと聞いて、なるほどと思いましたよ。
色んな言葉の使い方があって勉強になりますね。

投稿: 大納言 | 2011年1月28日 (金) 10時56分

こんにちわ
またまた。一人で「わぁ~・・・」っと声をだしてニヤリ
懐かしい響きで、最後までブログを拝見する前に
目を閉じると東野や阿木の風景を思い出し
今は亡き祖父母や叔父叔母のにぎやかな会話が
私の耳元に聞こえてまいりました
先を読み進み、そうそう・・・と
そう、「ご無礼します」と皆がよく言ってましたっけ
父方は農家でしたので、トイレはオッコチで外
壁1つ隣は牛小屋 食事は土間
そしてお風呂は鉄(だったと思うんです)の
五右衛門風呂で、子供は軽いので板が浮いて
一人で入れませんでした
忘れていた、記憶のドアがまた1つ開きました
ありがとうございます 

投稿: kikikibi | 2011年1月30日 (日) 17時13分

昔野球少年さん>>
おはようございます。
風呂は、何処の家庭でも五右衛門風呂のような簡単なものだったと想います。
都会はどのような風呂だったは知りませんが、タイル張りだったでしょうかねぇ・・・田舎だと、母屋ではなくお百姓の家だと外にあったような気がします。冬だと寒いでしょうね。


大納言さん>>
おはようございます。
「ごぶれいします!…」は、当時から使っていた言葉でしたから何の拘りもありませんでした。
あとになって、言葉の解釈が判ったぐらいでした。
今でもこの言葉を発しますし、大納言さんがおっしゃるように人前を通り過ぎる時にも使いますね。


kikikibiさん>>
おはようございます。
ご無沙汰しております、。昔のことを思い出されたのですね(*^_^*) 日本昭和村に、懐かしいこの風呂がありましたので咄嗟に撮影しました。
おっこちトイレですか(笑) そうですよね、田舎のお百姓は外の納屋に風呂があったりトイレがあったりしましたから、今から想うと不便だったよね。
五右衛門風呂は落とし蓋があるから、子供の頃は軽いから沈ませるのに苦労しました(爆) 焚いた薪の煙で風呂場が煙りだらけになったりしてね。
そうですか、kikikibiさんの記憶の扉が開いて懐かしく想われて嬉しいですよ。


pecoからのメッセ-ジでした。

投稿: peco | 2011年1月31日 (月) 09時26分

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