« 三拝九拝 | トップページ | 前号で書いたお爺さんのその後 »

2012年7月31日 (火)

一人暮らしの爺さんが

私の家の裏手にあるKさん、八十二歳になるお爺さんですがこの十六日に畑に行ったとき熱中症にかかり、畑に面した方からKさんは自宅に連れてこられた。全身が汗だくでグッタリしていたので、私たちは直ぐに美濃加茂市の病院に救急で連れて行ってあげた。そのお爺さんの奥さんは六年ほど前から痴呆が酷くなり、現在は町内にある老後施設に預けてある。娘さんは二人いるが東京と岡崎に嫁に行って、本来ならばKさんは夫婦二人だけの生活をされていらっしゃるはず。突然の痴呆から生活パターンが崩れられ、ちょっと出掛けるにも玄関は戸締りなどして出掛けられていた。お勝手仕事も一切出来なくなり、お爺さんがずうっと面倒をみていらっしゃった。そのお爺さんが熱中症で倒れ、もともと脳梗塞で病院にも定期的に通院したりしていたが、今年の三月頃から行かなくなったらしい。我が家のおかん、ずっとお爺さんが一人暮らしのため、夕飯用のおかず類など作っては持って行ってあげてた。今日でちょうど二週間が過ぎ、娘さんたちも交互に岐阜に来ては、お婆ちゃんの老後施設やお爺さんが入院している病院を訪れたり、今後のお爺さんの身の振り方など、町役場へ行っては老後施設を斡旋してもらうように相談しています。其のお爺さんは八月六日に病院を出なきゃならないし、また一人で自宅になんていうことは出来ないから娘さんたちも大変だ。それにしても老後施設に入るのには凄い競争率だそうです。申し込んでも入居できる予定は早くて三年から四年先、それにネックになるのは其の費用だそうです。安い施設でも月に十二万から十八万はかかるそうで、施設が整った大きな施設だと月々に、十八万から二十数万かかるという。年金暮らしの老人には、とても入居できそうな費用ではない。これから更に増える高齢者たちには、安心して余生をおくるなんて土台無理なことなのか。すべてがお金の時代で、金がないことには老後施設には入れない。Kさん、現在はどうにか歩くことは出来るがちょっと前のことを忘れてしまい思い出せないのだ。高齢者への国からの優遇は、口先と形だけのものなのかと苛立ちが隠せない。やがてやってくる老後生活に、私らも不安を隠せないでいる。

|
|

« 三拝九拝 | トップページ | 前号で書いたお爺さんのその後 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

余生で プログ検索中です
一人 老人生活 それに 病気とか 医療とか 怖いですね
お金じゃないという人生もあるけれど 先立つ お金も必要で 力ない老人が 最後まで生きる~
いろいろなものを味わい いろいろな遊びをして いろいろな知識を経て いろいろな~ だけど まだまだ 言いたい事 知りたい真実がたくさんあるんだぁー 人生研究会(名前検討中

投稿: 謎の三文字∬村石太&老人クラブ | 2012年8月 2日 (木) 22時21分

謎の三文寺SS村石太&老人クラブさん、こんばんは。
コメント下さり、ありがとうございました。

私が住む町で、特に同じ町内では独居老人が1/3ぐらいの比率です。
独り暮らしで元気に過ごされている方もあれば、寝たきり同様でヘルパーの方が巡回されている家庭もあります。
介護が必要であれば施設に入る訳けですが、その費用がべらぼうに高くて年金生活を強いられている老人には、入りたくても入れない状態なんですよ!
そんな余生を過ごすのは私たちも嫌ですし、入りたくもありません。
高齢者社会の日本!老人福祉の充実は掛け声だったのかと悲痛感を覚えます。
また、どうぞいらしてください。

投稿: | 2012年8月16日 (木) 19時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1020526/46516432

この記事へのトラックバック一覧です: 一人暮らしの爺さんが:

« 三拝九拝 | トップページ | 前号で書いたお爺さんのその後 »