第59回春季東海地区高校野球
第59回春季東海地区高校野球の準決勝二試合が今日、長良川球場で行なわれました。
第一試合は東邦(愛知1位) x 県岐阜商(岐阜1位)、第ニ試合は近大高専(三重1位) x 愛産大工業(愛知2位)の対戦です。大会は25日から長良川球場と大垣北公園野球場で、この25日から行なわれました。これまでの結果などについては、別紙 Pecoさんのボヤキ に掲載してあります。まずは第一試合の東邦 x 県岐阜商からです。県岐阜商の先発はこの東海大会からエース番号1をつけた間宮、一方の東邦は竹中が先発マウンドにあがった。試合は初回から動き県岐阜商は1回裏、二死後から3番堀内の右線へ二塁打を放つと、4・5番が四死球などなど満塁とし6番武藤は先制となる左前適時打で二走者が生還。2回にも9番野田が四球を選ぶと、1番東が中前打とワイルドピッチなとで1点を挙げた。そして6回は、先頭打者の7番田中が中前打で出塁すると続く8番間宮の三塁へのゴロが失策を招き無死一・二塁となり、犠打でそれぞれが進塁すると東の打席の時に竹中が痛恨のワイルドピッチでまず1点。二死後3番堀内の振り逃げから4番安藤の適時打などで加点した。東邦は7点差となった7回、この回に1点でも返さないとコールド成立となる場面に、5番桑山と6番松井の四球、そして8番原田が起死回生の左前適時打を放ち桑山が生還し1点を返した。尚も1番関根の右前打と続き二死満塁とチャンスを迎えた。しかし2番田中は浅い中飛に倒れ、その後の追加点が奪えない 。県岐阜商はこの回、間宮から藤田にリレーし何とか1失点だけで強打の東邦打線を抑えた。試合は県岐阜商が東邦を破り、決勝に駒を進めた。
東 邦(愛知1位) 000 000 100 = 1
県岐阜商(岐阜1位) 210 004 00x = 7
第ニ試合は愛産大工は先発が関、近大高専は山風呂がマウンドにあがった。愛産大工が1回裏、制球がままならない山風呂から四死球などや内野安打で満塁にすると、5番山本から7番神谷の連続適時打などで4点を先制し、山風呂をマウンドに引きずり落とし早くも二番手 中谷をマウンドに送った。その近大高専は2回表、4番里中が中前打で出塁すると5番山崎は手堅く犠打。そして6番牧野が左前打で続くと、7番佐野が関の3球目を叩くと左前適時打となり、二人が生還。なおも野選を誘い、1番吉川が中前適時打を放ちこの回、3点を挙げた。点を獲られたら獲り返されるシーソゲームとなり、愛産大工は3回に5番山本が右越本塁打を放ち1点。4回にも1点を挙げると、近大高専も5回に4本の連続安打などで3点を返し、同点と詰め寄る打撃戦となった。7回裏、愛産大工は二本の二塁打で1点を挙げ、リードすると近大高専は8回表、一死後、1番吉川が内野安打で出塁すると、2番森中が三塁への幸運な内野安打と、続く3番岡本の緩い遊ゴロが相手の失策を招き二死満塁とすると、5番山崎が右前適時打を放ち二走者が生還し逆転。近大高専の3番手として登板した倉田が、4回から登板し1点は獲られたが緩急を交えて愛産大工打線を抑え、近大高専が粘っての逆転勝ちで嬉しい決勝進出を決めた。
近大高専(三重1位) 030 030 020 = 8
愛産大工(愛知2位) 401 100 100 = 7
決勝は5月27日(日曜日)午前10時から県岐阜商 X 近大高専が行なわれます。
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